レストランのメニューの価格設定について

レストランのメニュー価格設定

職業にも向き・不向きがある

レストランのメニュー価格設定
レストラン経営を始めるにあたって、メニューの価格設定をしなくてはなりませんが、ここが経営者の頭を悩ませてしまう部分でもあります。
一般的にレストランメニューの価格設定は、「原価を考慮して」などと言われますが、その年、その年で野菜や魚などは大きく価格が変動するので、実際にはきっちりと原価を計算して、レストランメニューの価格設定をしているというお店は少ないのではないでしょうか。
もちろん、価格変動も見越して、ある程度原価に幅をもたせて、メニューの価格設定をしているレストランもあるでしょうから一概には言えませんが、大切なのはお客さんの満足度ですから、原価にこだわり過ぎるのはよくありません。
原価がたとえ一割だったとしてもお客さんの満足度さえ高ければ、どのようなメニュー価格設定であっても関係ないのです。
価格設定をするときに、原価にとらわれすぎるオーナーがいますが、あまり深く考え込まないことです。

お客さんが感じるバリュー感で決める

お客さんが感じるバリュー感で決める
極端な話、お客さんさえ満足すれば原価が1割であっても何の問題もありません。
あくまで、お客さんの視点に立った需要ベースで価格を決める、ということを覚えておきましょう。
自分がお客さんになったと仮定して、自分ならこのメニューに対してどれくらいのお金を支払うことができるか、ということを考えてみると分かりやすいかもしれません。
原価率というお店側の論理で価格を決めるのは、やめておきましょう。
レストランなど、飲食店経営の初心者だと最初から安売りに手を出す方もいます。
しかし、安売りというのは諸刃の剣ですから、あまりおススメはできません。
安い価格にすればお客さんも集まりお店も忙しくなりますが、それに見合った利益を上げることは難しくなります。
わざわざ自分からそのような状況を作り出すことはありませんから、多少強気の価格設定でも大丈夫です。
メニュー金額の決め方で悩んでいる方は、原価に惑わされず消費者視点ということを今一度思い出してください。

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