5年で黒字回復したホテル経営の再生とは

5年で黒字回復したホテル経営の再生とは

廃業に追い込まれるホテル

廃業に追い込まれるホテル
日本には、数多くの旅館やホテルが点在し、旅館やホテルが目当てで旅行する人も多く居ます。
その1つである、青森県の小牧グランドホテルは、東京ドーム約17個分の広大な敷地とその中にいくつもの観光ホテルを持つ、青森を代表する観光地でした。
当時は10年連続で「行ってみたい観光地」に選ばれるほど拡大戦略を行っていましたが、バブル崩壊後は老朽化もあり、客足が遠のいてしまったのです。
その後、1泊3150円という破格とも言える低価格プランを打ち出し、客数は回復したものの、収益が得られず2004年には220億円の負債を抱え、経営破たんしてしまいました。

星野リゾートのノウハウで再生を図る

星野リゾートのノウハウで再生を図る
経営破たん古牧グランドホテルの再生に携わったのは、長野県にある星野リゾート社員の佐藤大介さんでした。
まず、佐藤大介さんが行ったのが、全社員との徹底的なヒアリングです。
その結果「低価格プランを打ち出したことにより、社員のモチベーションも低く、お客様をさばく、こなすという思考」という状況がわかりました。
古牧グランドホテルは以前の経営方針に、会議をしないという方針があり、まずそれを取りやめるところから始めたのです。
そして自ら考え、行動する能力を見ることができます。
そして、何より大きな問題だったのが、経営破たん当時から客室が全体の35%まで落ち込んでいるのを、どうにかしなければならないことでした。
しかし、古牧グランドホテルは広大な敷地とその中にいくつものホテルを持っていましたが、長期間リニューアルなどは行わず、老朽化が進んでしまっていたのです。
また、リニューアルに投資する資金もありませんでした。
そこで星野リゾートが再生を図る先で一番大切にする、コンセプトの構築を行うことにし、従業員はそれを決めてもらうために、様々な体験をしてもらうことになります。
ディズニーランドや品川プリンスホテル、29年連続満足度日本一の旅館加賀屋などたくさんの体験をさせました。
そして決まったのが「のれそれ青森」というコンセプトで、「のれそれ」とは津軽弁で目一杯や徹底的を意味しています。
星野リゾートが最も大切にしているのが顧客満足度ですが、それを古牧グランドホテルは「お客様は友人」をモットーにサービス向上に乗り出しました。
その結果経営から5年で黒字になるまで経営回復を遂げたのです。

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